「スーパーフロテックアンカー」とは
各種試験
試験項目・内容
項 目 | 試験内容 |
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構造特性 | 工場組立製品の評価試験 |
頭部構造の評価試験 | |
止水材の充填性確認試験 | |
現場施工試験 | |
アンカーの 強度特性 |
フロボンドの引張り試験 |
テンドンの引張り試験 | |
グラウトとの付着試験 | |
エポキシ塗膜の 強度特性 |
耐衝撃性試験 |
グラウトとの擦れ特性試験 | |
ストランド降伏後の塗膜伸び性能試験 | |
角度定着時の塗膜特性試験 | |
曲げ試験 | |
緊張時のねじれ試験 | |
リラクセーション特性 | リラクセーション試験 |
耐久性 | 耐薬品性試験 |
塩水噴霧試験 | |
地中曝露試験 | |
大気中曝露試験 | |
水密性 | 防錆キャップの水密性試験 |
頭部背面部の水密性試験 | |
自由長部とアンカー体境界部の水密性試験 | |
NEXCO試験方法に基づく水密性試験 | |
維持管理 | 余長の短い既設アンカーの強制除荷試験 |
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①頭部構造の評価試験(荷重調整試験)
許容引張り力(0.6Tus)まで載荷後荷重を保持し、±100mmの荷重調整が可能です。(荷重調整タイプ)
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②引張り試験による塗膜の追随性
PC鋼より線の破断直前まで塗膜は追随し、その連続性は保たれています。
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③許容引張り力まで載荷した後の定着部状況
専用定着具の使用で塗膜の上から直接定着することができ、また、普通PC鋼より線と同等以上の定着効率が得られます。
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④グラウトとの付着試験(日本コンクリート工学協会引抜き試験法(案)に準拠)
地盤工学会で定められたグラウトとの許容付着応力度を満足していることを確認し、また普通PC鋼より線と同等以上の付着力が得られます。
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⑤ストランド降伏後の塗膜伸び性能試験
PC鋼より線に降伏引張り力以上の力が加わった際にも、エポキシ塗膜には、クラックやピンホールは生じません。
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⑥曲げ試験
直径486mm(32D)の芯に巻きつけた状態でも、エポキシ塗膜に割れ、剥がれなどの損傷はありません。
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⑦耐薬品性試験(ASTM G 20)
各試験溶液に20℃・45日浸漬後、塗膜およびPC鋼より線に有害な損傷は認められません。
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⑧塩水噴霧試験
許容引張り力(0.6Tus)載荷、3,000時間経過後も、塗膜の劣化およびPC鋼より線の発錆は認められません。
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⑨地中曝露試験
許容引張り力(0.6Tus)載荷、14年経過後も、塗膜の劣化およびPC鋼より線の発錆は認められません。
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⑩耐複合サイクル防食性試験(NEXCO試験方法 試験法 403-2012に準拠)
NEXCO試験方法 試験法 403-2012に基づく耐複合サイクル防食性試験において、塗膜およびPC鋼より線に有害な損傷は認められません。 (サンシャインカーボンアーク灯式耐候性試験機で96時間照射後)
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⑪水密性試験
テンドンの不連続部である頭部、頭部背面部、自由長部とアンカー体境界部は、1.2MPa以上の加圧状態で24時間保持後、段階的に2.0MPaまで加圧しても、漏水は認められません。